特定非営利活動法人 明日の歯科医療を創る会POS
歯科医療ネットワーク メールマガジン
患者中心の歯科医療
【医療システム変換のキーワード】 
〜長持ちする歯科医療とは〜
生涯自分の歯で過ごせる医療

予防を「生涯口の健康を守る」と定義し、健康な状態が長持ちするようにする為に医療の現場ではどのような事がなされなければならないのでしょうか。

あなたの前に一人の患者が現れ他と仮定して考案して観ましょう。
患者はあなたに対してこのようなリクエストを行ないました。
「私は死ぬまで自分の歯を使いたいし、失いたくないのです。そのためにはできる限りの事は何でもしようと思いますが、いったいどうすればいいのか教えてください。」このリクエストにあなたが応える方法こそがその答えとなります。直ぐに口腔内を確認し、必要に応じて検査も行い、ベストの修復物を作成するために保険外の材料を用いて治療を開始するのでしょうか?

この答えを考えるには、まず歯科医師であるあなた自身が「自分自身の歯を生涯に渡り失うことなく使いきれると確認できているか、そしてそれが実践できる方法を知っているかということが重要で宇s。もしあなたがその結果を導き出す方法を知らなかったり、あるいはそれができなかったり、またそのような方法は知っていてもその結果を得ることは出来ないと考えていたならば、あなたにはここで定義した予防の意味に基づく予防歯科・予防歯科医療は実践できません。逆に出来ると考えているならば、全く難しくはありません。
生涯において患者の口の健康を守るためには、あなたが考えるその通りの事を行なえばよいだけのことなのです。


特定非営利活動法人 明日の歯科医療を創る会POS
歯科医療ネットワーク  メールマガジン2005.11.16