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[ 07/5/10 ] ドライマウス 原因療法 粘稠感、痛み、異常感の場合 そのA
口腔乾燥感にともなって舌や口蓋をはじめとした口腔粘膜の疼痛を訴える場合が非常に多く見受けられます。口腔粘膜疾患の有無や、非特異的な炎症(いわゆる舌炎や口内炎)として高度な表面の乾燥、潰瘍・びらん、発赤といった兆候を診査します。これらは口腔乾燥により唾液の持つ粘膜の保護・湿潤作用が低下している場合に、歯の破折や咬耗によってできた鋭縁、沈着した歯石などの機械的刺激、同じく唾液の持つ自浄作用や免疫機能の低下から口腔清掃や義歯の洗浄が不十分である場合の感染が原因となります。口内炎にはステロイド含有の軟膏が奏功することが多いのですが、口腔粘膜の抵抗性が減弱するため、口腔カンジダ症は悪化する場合があります。ドライマウス患者では紅斑性カンジダ症の例が多く見られます。この場合は抗真菌薬での含嗽で症状改善が見られます。
 「赤くもなく、傷も無いがチリチリ、ひりひりする」といった舌痛症やバーニングマウス症候群に分類されるケースも多く遭遇しますが、中には発赤などの所見が顕著でないカンジダ症が含まれている可能性があり、抗真菌薬の使用で症状が消失する例も多く見られます。
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