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[ 2009/11/20 ] 子供に肥満とU型糖尿病が増えている  〜世界のゆがみは子供に現れる〜A  子供の肥満防止対策
子供に肥満とU型糖尿病が増えている  〜世界のゆがみは子供に現れる〜A
 子供の肥満防止対策

 米国医学研究所は、子供の肥満防止を目指し2004年から2年間実施してきたさまざまなプログラムの成果について報告書を発表しました。それによると、今後10年で子供の5人に一人が肥満児になる可能性を指摘しています。菓子や飲料水などの食品のコマーシャルが子供の肥満を誘発している可能性が高いと伝えています。
 子供向けの食品の米国での2004年の広告費は110億ドル(約1兆3000億円)で、うちテレビCMが50億ドル(約6000億円)に達しています。米国医学研究所は食品業界に自主規制を求めると同時に、政府に指導を求めています。
 英国栄養士会は、13〜19歳の子供3.114名を対象に実施した調査で、英国の子供は、テレビ、パソコン、携帯ゲーム機、インターネット、DVDなどの視聴に、平均して毎日約4.8時間を費やしていると報告をしています。約7割の子供が運動不足であり、子供の生活習慣は、テレビやゲームなどのメディアの影響を受け、悪化していることを報告しています。英国では、この10年間に過体重(BMIが25以上30未満)および肥満(BMIが30以上)の子供の割合がほぼ倍増し、肥満やU型糖尿病などの増加の要因になっているのです。世界的に子供たちの生活は、ゆがめられているようです。

『“食育”は歯科医療を変える』 クインテッセンス出版株式会社  丸森 英史 より
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