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[ 2009/6/1 ] 非感染性疾患(心臓病,糖尿病,がんなど)が全世界で増えている@   〜発展途上国で増える非感染性疾患〜
「病気はうつる」,私たちが何となく持っている病気への恐怖心です。非感染性疾患とは,心臓血管疾患,糖尿病,脳卒中,がんなどを示しています。実際に病原体などが直接接触することで起こる感染症が今まで大きな問題でした。世界の死亡率の60%は感染症によるものですが,全世界で発生する疾患の47%が非感染性疾患であるといわれています。とくに,発展途上国の若い世代で非感染性疾患による死亡率が66%と高い割合を占めています。アフリカでは「うつる」感染性疾患がまだ多いのですが,発展途上国では非感染性疾患が増えています。非感染性疾患のリスク因子の中で,予防できることとして生活スタイル,特に運動,食生活の改善が言われており,集団・個人の勧告には以下の点が含まれています。
@ エネルギーバランスと健康的な体重を達成すること。
A 総脂肪からのエネルギー摂取を制限し,飽和脂肪から不飽和脂肪へと脂肪の摂取パターンをシフトさせるとともにトランス脂肪酸の摂取をなくすこと。
B 果実,野菜,豆類,穀類およびナッツ類の摂取を高めること。
C 砂糖類の摂取を制限すること。
D すべての食品源からの食塩の摂取量を制限するとともに,食塩へのヨードの添加を確実に行うこと。
(2004年WHO「食生活・身体活動と健康に関する世界戦略」より)

『“食育”は歯科医療を変える』クインテッセンス出版株式会社  丸森英史 より
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