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[ 2009/6/20 ] 子供を肥満から守る 〜2005年6月25日のWHO国際シンポジウム神戸より〜@  子供の肥満対策が急務
社会の歪みはまず弱者に現れます。食の歪みは子供たちを最初に襲います。飢餓と肥満です。飢餓の根底にあるのは貧困です。世界人口の約1/8にあたる8億人の人が、食糧不足にさいなまれて暮らしています。十分なビタミンやミネラルを摂取できていない微量栄養素欠乏症の代表的な症状は、鉄分不足とそれに伴う貧血です。その一方でWHO(世界保健機関)とIDF(国際糖尿病連合)の報告によると、世界中で約2.200万人以上の幼児が過体重・肥満といわれており、そのうち半分以上は途上国に住む子供たちです。その割合は増加傾向にあるといわれています。
 また学齢児童の10%は過体重・肥満であると報告されており、その傾向は年々深刻な状態になっています。さらに将来U型の糖尿病を起こすことが心配されており、早期の改善が必要とされています。いま小児肥満は全世界で注目されている問題です。効果的な早期発見・治療・改善方法が世界的に求められており、WHOをはじめとする多くの国際機関が小児肥満における予防対策について精力的に取り組んでいます。

『“食育”は歯科医療を変える』クインテッセンス出版株式会社  丸森英史 より
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