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[ 2009/5/10 ] “世界”は何を食べているのか  〜世界の肥満人口は、飢餓人口を超えた〜
「世界の肥満人口は飢餓人口を超えた」とパリィ・ポプキン教授(ノースカロライナ大学栄養・経済学部)は、シドニーの国際農業経済学会で明らかにしました。(2006.8.15)世界のすべての人に必要な食糧は生産されているのに、貧困に根ざした不均等な配分が大きな原因です。肥満は先進国だけの問題ではなくなりました。開発途上国にも急速な割合で肥満人工が増えています。その大きな要因としてポプキン教授は加糖飲料の増加を指摘しています。生きるために食べる時代から、美味しさを求め食べる時代になりました。小銭があればいくらでも美味しいものが手に入る時代です。簡単に美味しさを味わえるのは甘味です。美味しさが演出され、一人に一つしかない大きさも決まっている胃袋へ、体が必要とする以上に詰めこめられているのです。
 国連食糧農業機関(FAO)は、2001〜2003年の栄養不良人口を年平均8億5,400万人と推定しています。世界人口の約1/8にあたる人々が食糧不足に喘いでいます。その18%が5歳未満の子供達です。一方で,13億人以上が体重過多の肥満です。グローバル化の負の一面です。誰でもどこでも安くて美味しいものが手に入り,ライフスタイルも変化し運動量が少なくなっているのが原因です。

『“食育”は歯科医療を変える』クインテッセンス出版株式会社  丸森英史 より
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