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質問 【「予防」・「メンテナンス」に関するご質問】 患者に対するケアを保険で請求するか自費で請求するかの選択で悩んでいますが、それぞれのメリット・デメリット・ リスク等について教えてください。
回答
ケアメニューのサービスを保険で提供するか自費で提供するかは経営的な側面での判断ですが、取り扱う人数と内容、そして採算性を背景とした上で、その目的を何に置くのかで判断されると良いでしょう。
@)保険を中心とした診療システムで管理する人数が多い場合、できるだけ簡素化した内容で保険診療により回転させる方法が良いでしょう。メリットは、利用者のハードルが低く集患者として有効で、その価値訴求も短時間で済ませることが可能だということです。デメリットは、深いレベルでのケアに対する価値訴求ができないこと、質の追求において妥協が必要になる点です。
A)収益構造が自由診療に依存している診療システムでは、対象者にじっくりと価値訴求を行ない、十分な患者の理解と納得の下で自由診療によるサービスを行なうのが良いでしょう。メリットは、患者に対して良質の医療サービスはコストがかかるということを正しく認識してもらえ、次への口コミにおいては「費用はかかるがしっかりと見てもらえる」という評価がつくことです。さらに最善の結果を求めた十分な内容を提供できる点です。デメリットは、利用者によってはハードルが高く感じられるという点です。
B)上記の両者をあわせたもので、キュアにおける収益性を自由診療に求め、ケアはサービスとして保険で扱う方法も考えられるでしょう。このメリットは、利用者の費用負担が少ないという点です。デメリットは、医療サービスにおける保険診療と自由診療の違いについて説明の整合性が取れないという点です。
簡単なケースを例示しましたが、重要なことは先生自身が医テサービスの本質をどのように捉えておられるかが判断基準でしょう。私は良質な歯科医療サービスは価値あるものでそれなりの代償を支払ってこそ手に入れることができるものという考えがありますから、自由診療ですべてをまかなっています。

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