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患者中心の予防型総合歯科医療を構成する4つのプログラム

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機能回復プログラム(総合治療)
総合治療による機能回復プログラムとは歯科医師により患者に提供される予後の長期安定が見込まれる治療計画の事です。それは、口腔を一つの臓器と捉え、機能不是4んの改善はもとより、審美性、快適性、機能性、安定性、安全性、健康の維持と増進が見込める計画であり、エビデンスに基づいたものでなければならない。

機能回復プログラム
機能回復プログラムは、プロセス・オブ・キュア(Process of cure)という問題解決の手順に添って実践されなければなりません。プロセス・オブ・キュアとはアセスメント(情報収集・整理・分類・分析)⇒診断⇒治療計画⇒治療介入⇒予後評価を一連のシステムとして行うことです。このシステムは一つのサイクルとして完結するものではなく、予後評価に続いてさらにアセスメントに繋がりながら、螺旋階段を上がるがごとくに展開されていくシステムです。予防型総合歯科医療におけるゴールが『患者が生涯にわたり自分の歯で過ごす』ということであるならば、長期的に患者を管理していかなければならず、その過程における患者を取り巻くさまざまな変化に伴い問題が発生したときには、このプロセスが踏襲され、新たな対処がなされることとなるでしょう。
基 礎 治 療
○基礎治療 ○口臭治療
○修復治療
○咬合治療
○矯正治療
○インプラント治療
○顎関節治療
○小児歯科治療
○不定愁訴
  • 歯周治療
  • 根幹治療
  • 充填治療
  • 外科治療


【アセスメント】
1)情報収集
収集される情報は、身体的情報・社会的情報・心理社会的要因からの情報である。これらの情報はケアプログラムを立案する歯科衛生士の情報と共有されることから、医療介入の手法が確定するまでのプロセスにおいて収集される。
 *身体的情報
⇒口腔を構成する@歯牙、A歯周組織、B歯槽骨、C顎関節、D筋肉、E顎運動などの情報
 *社会的情報
⇒仕事や生活上の都合などで配慮を要する問題などの情報
 *心理社会的要因からの情報
⇒お口の健康に関する個人的な価値観などに対する問題などの情報

2)情報の整理・分類・分析
収集された情報は、個別患者の問題として整理され、口腔を破壊に導くどのような問題が背景にあるのかを分析すること。
【診  断】
口腔内を崩壊に導く問題が何にあるのかを特定する。基本的に口腔内を崩壊に導く原因因子は下に記述する3つであり、これらを特定すると共にその関連によりどのような問題として進展しているのか、咬合崩壊のプロセスを明確にします。

【治療計画立案】
診断された原因因子を取り除くための基礎治療と、今後の問題発症の環境を取り除き、咬合が安定するための修復方法を検討する。この際には社会的要因及び心理社会的要因を十分に考慮する。
【医 療 介 入】
患者がインフォームドコンセントを行った治療計画に基づき実際の治療を行う。この際には効率的で質の高い医療結果が提供されなければならない。
【予 後 評 価】
医療介入の結果が、治療計画が目指した結果とどのように一致できたか、改善できない問題としてどのような問題が残ったかあるいは新たに発生したかを評価し、今後のメンテナンスをどのように展開するかを決定する。
 
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