【アセスメント】 |
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1)情報収集
収集される情報は、身体的情報・社会的情報・心理社会的要因からの情報である。これらの情報はケアプログラムを立案する歯科衛生士の情報と共有されることから、医療介入の手法が確定するまでのプロセスにおいて収集される。 |
- *身体的情報
- ⇒口腔を構成する@歯牙、A歯周組織、B歯槽骨、C顎関節、D筋肉、E顎運動などの情報
- *社会的情報
- ⇒仕事や生活上の都合などで配慮を要する問題などの情報
- *心理社会的要因からの情報
- ⇒お口の健康に関する個人的な価値観などに対する問題などの情報
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2)情報の整理・分類・分析
収集された情報は、個別患者の問題として整理され、口腔を破壊に導くどのような問題が背景にあるのかを分析すること。 |
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【診 断】 |
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口腔内を崩壊に導く問題が何にあるのかを特定する。基本的に口腔内を崩壊に導く原因因子は下に記述する3つであり、これらを特定すると共にその関連によりどのような問題として進展しているのか、咬合崩壊のプロセスを明確にします。
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【治療計画立案】 |
診断された原因因子を取り除くための基礎治療と、今後の問題発症の環境を取り除き、咬合が安定するための修復方法を検討する。この際には社会的要因及び心理社会的要因を十分に考慮する。
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【医 療 介 入】 |
患者がインフォームドコンセントを行った治療計画に基づき実際の治療を行う。この際には効率的で質の高い医療結果が提供されなければならない。
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【予 後 評 価】 |
医療介入の結果が、治療計画が目指した結果とどのように一致できたか、改善できない問題としてどのような問題が残ったかあるいは新たに発生したかを評価し、今後のメンテナンスをどのように展開するかを決定する。 |