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■メンテナンスプログラム
■治療終了後検査・メンテナンスプログラム立案
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患者さんは数ヶ月間自分の力だけで口腔内の管理をされ、その成果を確認するために来院されます。診査、メンテナンスを行い、健康の維持を共に喜び、残念ながら悪化した部分はセルフケアなどの見直しを行います。限られた時間の中で的確に診査を行い、リスク部位を適切にメンテナンスを行なうためには事前の準備が大切です
メンテナンスプログラム事前準備 |
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メンテナンスプログラム事前準備 |
- 経過観察部位やハイリスク部位などに対するアプローチ計画を立案
- 口腔問題についての身体的アセスメントを行い、収集すべき情報をピックアップ
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メンテナンスプログラムの実際 |
メンテナンスプログラムの中でももっとも重要な要素として行われる項目は、患者の口腔内への関心を継続的に啓発し、自発的健康獲得行動を持続させることです。このためには、個々の患者の健康管理の目的と、それに向かって患者の内面で生じたモチベーションを再確認し、さらに強化していく事が不可欠です。既に疾患の原因除去プログラムを通じて確固たるラポールを形成した患者と歯科衛生士の間で、この点についての再確認を行うことはさして困難なことではありません。
しかしながら、個々の患者がメンテナンス来院日までの間、生活の中で生じた様々な事柄の中から、本人にとってストレスとなる要素を聴きだし、それを軽減するように支援するには、やはりデンタルカウンセリングの技法を用いたコミュニケーションが不可欠と言えます。具体的には《開いた質問》として「今回の来院までに生活の中で何か変化はありましたか?変わったこと、困ったことはいかがでしたか?」「お口の様子はいかがでしょう」「お口の中を快適な状態で過ごされてどのようにお感じになられましたかなどの質問を投げかけ、口腔内の問題以上にその患者に対して傾聴の姿勢を失わずアプローチします。メンテナンスプログラムの主役は歯科衛生士であり、内容はチャーティングされると共に患者へ結果が報告されます。 |
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- 歯牙及び修復物・充填物、補綴物の診査 ⇒ 視診・触診
- 歯周組織の診査 ⇒ 視診、プロービング(6点法のPD、出血、排膿の有無)
- 咬合状態の診査 ⇒ プラーク、歯石などの沈着物の診査
- 衛生状態の診査
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- 審査結果(問題点、改善点、経過観察部位など)についての報告及び情報提供
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- PC・DCなどの生活習慣の見直しや、全身的な健康状態、服薬の有無などの確認
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- プロフェッショナルトゥースクリーニング、充填物の研磨、咬合調整など
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